インフルエンザを未然に防ごう

インフルエンザは特にお年寄りは注意が必要です。一度かかってしまうと治すのに苦労をするだけでなく、肺炎などの合併症で、最悪の場合は命を落とす事も考えられます。「なってから治す」のではなく「未然にする」事がとても大事です。

空気感染するインフルエンザはパンデミックも

毎年冬になると流行のニュースが流れるインフルエンザですが、たかがインフルエンザと考えるのは危険です。
子供や老人は重症化しやすく、死亡する場合もあるだけでなく、新型インフルエンザの発生や薬剤耐性型のウイルスの発生もあるからです。
そもそもインフルエンザウイルスは遺伝子の組み換えが起こりやすく、抗原と呼ばれる身体の免疫細胞が反応する部分が変異しやすいウイルスです。そのため同じA型、B型インフルエンザに何度もかかってしまうこともあったり、新しいインフルエンザが生まれることも大いにあり得るのです。
また、インフルエンザウイルスは乾燥に強いウイルスで、冬の乾燥した空気中の中で長時間生存します。患者のくしゃみなど、飛沫の中には大量のウイルスが含まれ、空気感染も起こします。
これが変異を起こした強毒なウイルスであった場合、一人のくしゃみから10人に感染、その10人から100人に感染、といったふうにどんどん感染が広がる可能性があります。
世界中で年齢、性別の関係なく患者が爆発的に発生することをパンデミックと言いますが、パンデミックが起こりやすい病気の一つとも言えるでしょう。
インフルエンザの感染を予防するためには普段から体力維持に気を付け、免疫力を落とさないようにすることや、手洗い、うがい、マスクの着用など一般的な感染予防をすることが大切です。
健康な成人であれば万が一感染してしまっても通常は1週間程度安静にしていれば自然と治ります。
ですが、症状が悪化したり、子供や老人など体力が無い人の場合は病院を受診し、抗ウイルス薬を処方してもらいましょう。自己判断で風邪薬などを使ってしまうと、子供の場合など脳炎を起こしてしまうこともあるため危険です。